2009/12/04

マックだからパソコン使ってます・・・僕のマック遍歴


パソコンに慣れていない人がしてしまう最初の間違い(?)というのが「ウィンドウズ機を買う」というのは、マックユーザーならば承知の事実でありましょう。
世の中のパーソナルコンピューターの9割はウィンドウズ機だから・・・というのが、ウィンドウズ機を購入してしまう理由のようですが、それはオフィスなどで使われているパソコンという話です。
個人が自宅で使用するパソコンが、会社で使っているのと同じウィンドウズ機でなければならないという理由は、まったくないのです。
「仕事で使う管理された機械」としてのウィンドウズ機に対して、否定的なことを言う気はありません。
ただ、マックは直感的な操作のできる真の”パーソナル”コンピューターとして、常に存在してきたということなのです。
理数系でもなく、機械好きでもない僕がマックと出会うのは必然であったし、マックでなかったら今のようにパソコンを使ているとは思えません。

「アップル」とか「マック」とかいう名前だけは発売当時から耳にしていました。
1990年にルームメイトが使っていたモニタ一体型マックが、初めて目にした実物のマックだったかもしれません。
ただ、当時は個人が自宅にコンピューターを持つ意味が、僕にはよく分かりませんでした。
その数年後、CDーROMの制作会社を始めた知り合いから、絵心があると見込まれた僕に仕事のオファーがあったのです。
自分でマックの購入することが条件ではありましたが、ソフトの使い方などはゼロから教えてくれるということでした。
しかし、当時の僕に5000ドル以上もする「機械」を買うことは出来ず、結局仕事のオファーも断りました。
そして・・・それから数年後の1995年、親友のT宅でマックに実際に触れる機会がありました。
自分の想像していたパソコンとはまったく違う操作感に感動して、その時には衝動的に「欲しい!」と思ったのです。

最初に購入したマックは「Power Mac 6100」でした。
当時は15インチのモニターが主流だったにも関わらず「グラフィックがやりたい」という理由で17インチのモニターを奮発しました。
以前よりは安くなってきた言われていたマックでしたが、本体とモニターだけで60万円ほどでした。
この「Power Mac 6100」は、メモリー、グラフィックカード、ハードディスクを増設しながら数年使い続けました。
1997年「Power Book 1400」を購入したもののノート機の限界を感じ、すぐに型落ちになっていた「Power Mac 7600」を買い増ししました。
モニターは20インチにして、贅沢な環境に満足していました。
このパワーマックもパワーブックも、G3のCPUカードやグラフィックカードを差し替えたりしながら数年使い続けました。
日本に帰国後の2002年に、白い団子型の筐体と液晶モニターを電気スタンドのような首振りの奇抜で機能的なスタイルに一目惚れして「iMac」の17インチに買い替えました。
勿論、メモリーやハードディスクは最大限にカスタマイズして・・・です。
そして、2年ほど前に出張用に使っていた「Power Book 1400」が壊れたので、サブ機として「Power Book G4」を中古で購入しました。

首振り「iMac」は購入時に、最大までカスタマイズしていたおかげで、購入から7年経った今でも現役として十分使うことは出来ます。
ただ、インテルマックが主流になってきたことはヒシヒシと感じ始めていて、買い替えのタイミングを見計らってきました。
今秋発表された新型「iMac」は、ビデオ再生の不具など不安な報告もありましたが、新世代のCPUを搭載した最上位機種がオーダー出来るようになったので購入を決めました。
自分でカスタマイズ出来るメモリーなどは後々増設することにして、とりあえずCPUとHDだけは最大限にカスタマイズしておきました。
最初に購入したマックから考えると、パソコンとしての性能は何百倍になっているでしょう。
それが、27インチという巨大な液晶モニターも含めて20数万円で買えるとは本当に安くなった・・・と感じてしまう僕は、マックの昔を知る人間だからかもしれません。
来週早々、新型「iMac」は届く予定です!

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