2010/05/22

「ドレープ尻」には、絶対になりたくない・・・だから、お尻の筋トレに励むのだ!



ボクが勝手に呼んでいるんですが・・・「ドレープ尻」というのは、筋肉が落ちてきて肉が垂れてきたお尻のことを言います。
お尻と太もものあいだに一本線の皺が入る程度あれば、まだまだ「ドレープ尻」とは呼べません。
さらにお尻の肉が弾力を失い、お尻の穴あたりを中心に太ももに向かって、お肉が二重三重に垂れてくるのが、真性の「ドレープ尻」なのです。



「セックス・アンド・ザ・シティー」熱心なファンなら、もしかすると記憶にあるのと思うのですが・・・シーズン2第8話サマンサ(プレス会社を経営するヤリマン女性)が「たまには、大金持ちの年上の男も良いんじゃない?」ってことで、70代くらいの男性とベットインするエピソードがあります。
暗闇でイチャついた後「ちょっとトイレへ」と立ち上がった彼の後ろ姿は、老人そのものの「ドレープ尻」で・・・サマンサは慌てて逃げ帰るのです。
画面にドドーンと映し出された「ドレープ尻」は、ヒジョーに衝撃的なショットでありました。
ボディダブルではなくて、この役を演じた男優さんご本人のお尻だと思うのですが・・・このお尻をテレビで披露した勇気(?)には大拍手ではないでしょうか?



さて、痩せていると「ドレープ尻」にはなりやすいようですが・・・太っているからといって「ドレープ尻」にならないとは言えません。
お腹は出ているのに、年齢とともにお尻の肉だけは削げてくるので、デブといっても油断が出来ないのです。
ボクの通うジムには、60代以上オヤジも結構来ているのですが、お風呂とかで見たくなくても「ドレープ尻」は、目についてしまうことがあります。
貧弱でガイコツみたいなオヤジ「ドレープ尻」だったとしても、それは納得というか「そりゃあ、そうだろう」という感じなんです・・・しかし、上半身は鍛えている格好付けているオヤジが、後ろを振り返ると「ドレープ尻」だったりすると「なんじゃ?」とツッコミたくなります。

「ドレープ尻」が厄介なのは、自分で気付くことが難しいことかもしれません。
少しでも前屈みになったりすると、お尻の肉が引き延ばされてしまいますし、振り向いて自分で鏡でお尻を確認しようとしても、上からの視線だと見えなかったりするようです。
何気なく歩いている時、真後ろからの視線「ドレープ尻」というのは、最もハッキリと分かってしまうものなのですから・・・気が抜けません。
80代の老人になってしまえば”仕方ない”ことと諦めがつくものなのかもしれませんが、まだまだ「現役」として、ックスという名の試合のリングに立つ年代(65ぐらい?)までは「ドレープ尻」になることだけは、絶対に避けたいものです。

数ヶ月前に、炭水化物抜きダイエットの成果で、10キロほど減量出来た期間があったのですが・・・得意げにウエストサイズが小さなパンツジーンズなど穿いてみたら、ズルズルと下がってしまいました。
それも、お尻をするっと過ぎて、足首まで!
「こんなに痩せちゃったのね!」って最初は喜んでいたのですが、考えてみたら痩せてヒップサイズが小さくなったというよりも、ケツがペッタンコになったというだけということだと気付き、ひとりショックを受けたものです。
このままだと、50を前にして「ドレープ尻」になってしまうのでないか・・・と不安になったのでした。
元々、ボクは身体が大きいだけあって、お尻も太ももも「太め」・・・お尻廻りの肉の分量は男子のわりには、たっぷりとあるのです。
それが重力で下に垂れてくるとすれば、ドレープ状態になるのも時間の問題!
20代のときのような「プリケツ」までは目指さないけど・・・ジーンズが格好よく穿ける「まるく出たお尻」を目標に頑張ろうと決心したのです。
さっそくジムでお尻を鍛えるトレーニングマシーンを見つけて、筋トレのルーティンに加えたのでした。

上半身はまだまだ鍛えられてないボクですが、さすがに四半世紀重い身体を支えてきた下半身はパワフルで、結構なウエイトでも楽々と持ち上げられてしまいます。
あっという間にマシーンの最も重い設定でも、ガンガンやれるようになっていたのでした。
ボクの一番お気に入りのマシーンは、座って足を広げたり閉じたりするマシーンで、広げる時にウエイトを上げるのと、閉じる時にウエイトを上げるのとの二台あるのですが、ま・さ・に・女性のアソコの締まりが良くなるような運動・・・。
もしかすると、肛門筋も鍛えられているのかもしれない・・・と、ひとりニヤニヤしながら、さらに激しく筋トレに励むボクであったのです。

お尻のトレーニングの効果というのは、自分では意外に分かりにくくて、鏡で振り返って見ても、自分の手で触ってみても「どうなんだろう?」という感じでした。
数週間後のある日、アバクロのチノパンを穿いて出掛けた時のことです。
ちょっと屈んだ瞬間に「ビリ!」っと破ってしまったのです・・・パンツのお尻部分を。
そして、その翌日、今度はアンティーク加工のジーンズを穿いて出掛けて、ちょっと屈んだ瞬間に「ビリ!」っと破ってしまったのです・・・また、ジーンズのお尻部分を。
二日続けての失態に落ち込みながらも、奇しくも・・・お尻の集中的なトレーニング効果を、確認することとなったのでした。

さて・・・後日、テレビのうんちく番組を観ていたら、パンツが破れた、もうひとつの理由が判明したのです。
どちらもアンティーク加工されたいたので、必要以上に洗わないほうが生地に良いのではないかと思って、洗濯するのは半年に一度(シーズンの始まりと終わりに)程度にしていました。
ところが、頻繁に洗濯をしないことで、逆に汗や汚れで生地を劣化させてしまうそうなのです。
気持ち悪い想像だけど・・・汗や汚れで、生地が腐っていくような感じなのでしょうか?
テレビ番組を観る前に、同年代の友人がジーンズは穿くたびに洗濯すると聞いて「ケッケッケッ・・・ジジィ臭~い!」って笑いモノにしていたボクですが・・・ごめんなさい、反省しています。



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